障害競走についていろいろなこと
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作成日時 : 2005/12/01 00:00
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障害競走の開催
| 障害競走が行われるのは、札幌、函館を除く8競馬場。 東西主場の開催で行われ、従場の開催では行われない。 1日12競走中に1競走が行われる。日程によっては競走が行われない日もある。 土日の2日間で4競走以上は行われない(最大3競走)。 平地のGI競走が行われる日は、その競馬場では障害競走は行われない。
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障害競走の施行
| 障害が組まれる競走番号は以下の通り。
| | 第4競走、第5競走 | 一般競走
| | 第8競走 | 一部の特別競走
| | 第9競走 | 阪神、京都、東京の重賞、一部の特別競走
| | 第10競走 | 中山大障害、小倉SJ、新潟JS
| | 第11競走 | 中山グランドジャンプ
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障害競走に出走する馬
| 3歳以上であること(ただし3歳馬は東西6月開催以降から出走が可能)。 障害試験に合格していること。
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障害競走に騎乗する騎手
| 障害騎手免許を取得している騎手が騎乗できる。岩田騎手などは、平地の免許しか持っていないので障害には騎乗できない。 平地しか騎乗しない騎手は、危険な障害には騎乗しないため免許を返していることが多い。 障害しか騎乗しない騎手は、体重面で平地に騎乗できないという理由の場合がある。
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障害競走のクラス分け
| 障害競走のクラスは、未勝利とオープンの2つしかない。 以前存在した400万は廃止。 障害競走で1勝以上している馬が障害のオープン馬である。
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障害競走の負担重量
| 障害競走の負担重量は、定量、別定、ハンデの3種類がある。減量騎手による重量軽減は一般競走のみに適用。下限が3歳56kg、4歳以上57kg。 たとえば、58kgの3歳馬に3kg減の騎手が騎乗しても、55kgではなく56kgとなる。
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定量(未勝利)
| 年齢と性別で決められた重量が課せられる競走。施行時期で変動がある。
| | 3歳 | 58kg(5月〜)
| | 4歳以上 | 59kg(〜5月末・4歳)、60kg(6月初〜・4歳以上)
| | 5歳以上 | 60kg
| | 牝馬 | 上記から2kg減
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別定
| 定量にプラスして、様々な条件で負担重量が課せられる競走。「別定S1、S2」は同一開催内の1回目、2回目の別定S競走という意味。
| | 別定S | 収得賞金700万円毎1kg増 そのレースの前1年間で、未出走馬および未勝利馬1kg減
| | 別定SS | J・GI1着5kg増、J・GII1着3kg増、J・GIII1着1kg増 収得賞金400万円以下1kg減
| | 別定SSS | J・GI1着3kg増、J・GII1着2kg増
| | J・GII | 別定SSSと同じ
| | 阪JS | J・GI1着4kg増、J・GII1着3kg増、J・GIII1着2kg増
| | ペガサスJS | J・GI1着および外国馬3kg増 、J・GII1着2kg増
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ハンデキャップ
| 馬の実績や能力を考慮して負担重量が課せられる競走。
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収得賞金の算出方法
| 収得賞金(本賞金)は、平地と障害で別々に算出される。平地でGIを勝利した馬も900万下の馬も、入障した時は未勝利馬となるため、収得賞金は0万。 2000年より障害競走での収得賞金は平地競走の本賞金に加算されない。1999年以前に障害競走で獲得した収得賞金は、平地競走の収得賞金に加算される。ポレール号は障害で稼いだ本賞金で天皇賞・春に出走したが、2000年以降だった場合は不可能な技。 収得賞金の算出方法は平地競走と同じ。以下の金額を加算する。 例えば、未勝利とJ・GII(1着5,000万)を勝っている馬の収得賞金は、400万+2,500万=2,900万となる。
| | 未勝利1着 | 400万
| | オープン1着 | 1着賞金の半額
| | 重賞1着 | 1着賞金の半額
| | 重賞2着 | 2着賞金の半額
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障害競走に出走する条件
| 競走に出走できる条件として以下が定められている。
| | 未勝利馬 | 未勝利戦と重賞以外のオープン戦(格上挑戦)に出走できる。重賞には出走できない。 スナークリバティやルールレッドスターは、未勝利の身でオープン戦を勝っている。 外国産馬は混合戦にしか出走できない。
| | オープン馬 | すべてのオープン戦に出走できるが、J・GIIIのハンデ戦にのみ条件が定められている。
| | 重賞 | 未出走馬および未勝利馬は出走できない。
| | J・GIIIハンデ戦 | レースの前1年以内において障害競走に出走していること。
| | ペガサスJS | 外国馬は中山グランドジャンプの招待馬に限る。
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障害コースの種類
| 障害コースの種類は5タイプある。
| 障害コース →直線芝 | 阪神、京都、中山 東京、小倉 | レースは障害コースで行われ、最後の直線走路のみ平地の芝コースを使用する。阪神の3,900mではスタート時に直線を逆走。
| 障害コース →直線ダート | 阪神、京都 中山、東京 | レースは障害コースで行われ、最後の直線走路のみ平地のダートコースを使用する。
| 障害コース →平地芝コース | 中山 | レースは障害コースで行われるが、向正面で芝の外回りコースに入り、そのままゴールする。
| オール 平地芝コース | 新潟 | 障害コースが無いため、平地の芝コースに置き障害を設けてレースを行う。
| 平地芝コース +襷コース | 中京、福島 | 障害コースは襷コースしかないため、外周は平地の芝コースに置き障害を設けてレースを行う。
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設置されている障害の種類
| 競走中に通過する障害はさまざまな種類がある。
| | 生け垣 | 家の塀に使われる生け垣と同じ。土塁(盛り土)の上に生け垣が植えてあるものと、コース上に直接生け垣が植えてあるものの2タイプがある。生け垣はかき分けて通過することが可能なので、低い飛越でもクリアができる。
| | 竹柵 | 竹ぼうきをたくさん並べたような障害。生け垣と違って、かき分けて飛越することができないので高い飛越が必要。
| | グリーンウォール | 人工の竹柵で、緑色のブラシ(はけ)をたくさん並べたような障害。公募でグリーンウォールと名付けられたらしい。東京と阪神に登場。
| | 水濠 | 池を設置した障害。低い生け垣と池を飛越する。飛ぶ距離が短いと池に落ちてしまう。水濠に落ちることを「トモを落とす」と呼ぶ。
| | バンケット | 上り→下りの丘のように盛り上がっている坂。京都の9号障害、福島と小倉の襷コースがそれである。京都の9号障害は通称「ビッグスワン」と呼ばれ、坂ではなく舞台のような段差になっている。
| | 坂路 | バンケットの逆で、下り→上りの谷のように窪んでいる坂。中山の1、3号坂路、中京の襷コースがそれである。中山の坂路は、馬が見えなくなるほど深い谷になっている。
| | 可動式障害 | 最後の直線走路に設置される障害。車が付いていて設置時に移動が可能な竹柵。最後の追い込みで、スピードを出して飛越する様はダイナミックである。
| | 置き障害 | 障害コースのない競馬場で、芝コースに設置し障害コースとして使用する場合に用いられる。竹柵と同じで、高さも低く設定されている。中京、福島、新潟で使用。
| | カセット式障害 | 東京の襷コースが廃止されてから設置された障害。普段は通常障害だが、重賞時は大竹柵や大生け垣をカセットのように入れ替える。
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障害競走の用語
| 競馬新聞や実況でてくる用語集です。障害競走には欠かせない用語。
| | 逆回り | 本来の回り方の逆に走ること。襷コースが設置されている競馬場では途中で順回りにリバースするため、「まずは逆回り、4コーナーから3コーナーへ向かいます」などと実況でよく言われる。
| | 順回り | 本来の回り方で走ること。襷コース通過後、実況で出る言葉。
| | 襷コース | トラックを斜めに横切る形で設置されたコース。障害にしか無い魅力の一つ。たすきがけに似ているのでこう呼ばれる。
| | トモを落とす | 馬が後ろ脚をくじくような意味。障害競走では、馬が水濠に落ちて水しぶきが上がることを指す。馬にとってはかなりのロスとなる。
| | ダートコースを横切る | 障害コースから芝の直線に出るには、ダートコースを横断する。「ダートコースを横切って芝の直線コースに抜きました」と実況でよく言われる。
| | 斜飛 | 障害を斜めに飛越すること。着地時にバランスを崩して隣の馬に接触することもある。飛越距離にもロスが発生することになる。
| | 空馬 | 落馬して騎手が乗っていない馬。馬は群れについていくため、競走中の馬に接近する。自由に走るため非常に危険である。
| | 落馬再騎乗 | 落馬しても乗り直してレースを続けることができる。続行不能の時点で競走中止となる。中山グランドジャンプで、外国馬ランド号とラム騎手が、落馬再騎乗でゴールしている。 |
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